お知らせ

2020 / 03 / 02  17:48

香港で新型コロナウイルス感染者の飼育犬から弱陽性反応が出た事例について

日本獣医師会からのお知らせ をご確認ください。

香港で新型コロナウイルス感染者のペット(犬)から弱陽性反応が出た事例について
香港・漁農自然護理署は2月2日、新型コロナウイルス感染者の
家庭で飼育されていた犬から同ウイルスの弱陽性反応が出たと発表しました。

しかし、日本獣医師会の発表では日本におけるペットの新型コロナウイルス感染は
現時点では問題とならないとのことです。

香港の例は、犬の体にたまたま付着したウイルスの遺伝子を
PCRで検出した可能性が考えられます。

また、報告された事例は本件1例のみであり、犬にウイルスが感染し、
犬の体内で増殖して排出されたと確認されてはいないとのことです。

本事例は、新型コロナウイルスが飼育者から
犬に移行したものと考えるのが妥当であり、
現時点では、飼育者がしっかりした感染防御の対応をとることが最も重要との事です。