老犬介護・高齢犬のケア

いつも体を清潔に

ワンちゃんも加齢と共に体臭が強くなってきます。
ふけが出てきたり、目やに耳垢も多くなってきます。
シニア期に入ると感染症にもかかりやすくなるので
日ごろから体を清潔にしてあげてください。

手入れの仕方

目の手入れ
顎をしっかり押さえながら湿らせた柔らかいガーゼやカット綿で
目の周の汚れを取ります。
目を気づ付けないように力を入れずに優しく拭いてあげてください。

耳の手入れ
イヤークリーナーを使って柔らかいガーゼ又はカット綿で
耳の見えるところの汚れを吹いてあげてください
耳の奥は傷つけてしまう可能性があるので無理にやらず
動物病院でやってもらいましょう。

爪の手入れ
老犬の爪はもろくなってきます。
爪が伸びすぎると爪がさけたり
歩きにくくなるので
深爪に気を付けながら手入れして下さい。

体の手入れ
ブラッシングは代謝を高める効果があります。
また皮膚の異常やイボの発見、腫瘍の早期発見することができるので
きれいにしながら体の異常を見つけることができます。

体をケアしてあげるとこでメリットがたくさんあります。
自分ができる範囲で無理せずにケアをしてあげてください。
急にやると嫌がるワンちゃんもいるので若いうちからケアに慣らしておきましょう。

ケアはシニア犬との大切なコミニュケーションになります。
そして愛犬はケアをしてもらうことで愛情を感じています

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シニア期のお散歩について

自分で歩くことがプライド

老犬になり足の力が弱くなってもお散歩は何より楽しみのひとつです。
若いときの様に同じ長い距離は歩けないかもしれませんが、外に連れ出してあげる事で
気分転換にもなり心と体の元気に繋がります。
足腰に衰えが見え始めたからといって運動をやめてしまうと血液の循環が悪くなったり
筋肉が落ちると自分で立ち上がることがでなくなり寝たきりになるのを早める事につながります。

のんびり楽しい無理しないお散歩を

休憩を取りながら回数を増やしたり砂利道や階段などの歩きにくいところを避けてあげたり
健康状態や体力の変化を見ながら、愛犬のペースで楽しいお散歩をしてあげてください。
普段は自力で歩かせてふらふらしたり転びそうなときは介助ハーネスなどを使って補助し心と体のケアをしてあげましょう。

シニア期は愛犬へ恩返しできるチャンスです。

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※介助ハーネス取り扱っておりますのでご相談ください。

 

 

ウンチやおしっこで健康チェック


シニア期に入ると、体調が変わりやすいので
毎日ウンチやおしっこをチェックしておくと
病気の早期発見ができます。

おしっこチェック

・透明感が濁っている
・血が混じっている
・匂いがいつもと違う
・回数が減ったり増えたりしている
・おしっこのポーズをいつまでもする

うんちチェック

・匂いがいつもと違う
・消化しないまま出てくる
・硬さがするたびに違う
・血が混じっている
・粘膜、粘液が混じっている

いつもと違うなと思ったら獣医師の診察をお勧めします。
その時にウンチやおしっこを持っていくといいですよ。

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シニア犬に優しい室内環境づくりを

フローリングなどの滑りやすい床上で生活をしていると、
足や腰の疾患の原因になります。
高齢では麻酔のリスクが有る為、簡単に手術して治すという訳にはいかなくなり
痛いまま過ごさなくてはいけなくなります。
特に老犬は筋肉が低下し足に力が入りにくく
踏ん張が効かなくなるので、滑らない床は必須いです。

また特に小型犬は段差に気を付けなければいけないので
できればバリアフリーが理想的です。。

角があるところはカバーをつけたり万が一ぶつかっても
怪我しないように工夫をしたり
老犬は温度調節がとれなくなるので
温度と湿度の管理をします。
お腹は冷やさないように、
いつも清潔を保ってください。

愛犬を安心安全の空間でストレスフリーのシニアライフを!

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老犬介護に覚悟と心構えを

前回迄は見た目の変化や行動の変化、
飼い主さんだけが気づけることをお伝えしましたが、
ではなぜ変化に気づく事が大事なのかが
今回のお話です。

犬は人間と違い命を粗末にしません
どんなに痛くても苦しくても力尽きるまで生きようとする強い生き物です。
しかしどんなに強い生き物でもいつかは老いていきます。
出来ていたことができなくなっていき、心も体も弱ってきます。

呼んでも来なくなったり
ご飯も進まなくなったり
トイレを失敗するようになったり・・・。
体の自由が利かなくなりイライラして吠え続けたりと

 
愛犬の変化に戸惑わない様に
      気持ちの心構えをすることが大切な事だと思います。

例えばの話ですが、仕事から疲れてくると
部屋中ふんだらけ、そのふんを踏みまくっているので
愛犬もふんまみれの状態・・・。
気持ち悪いので吠えつづけ、匂いもきつく・・・
疲れて帰ってきたと思ったらその状態ではストレスになっていきます。
ストレスになれば愛犬と穏やかに過ごせなくなってしまう原因にもなります。
老化の変化を理解できずにいると、飼い主本人が疲れてしまうということなのです。

そしてもっと早く気づいてあげればこんなことに・・・。
かわいそうに・・・ごめんね・・・と
反省はするが、自分を自分で慰めているだけでにすぎません。
(余計な一言(笑)
年だから仕方がないと思うより、老いがどんなものかを理解しておくと

向き合いやすく、大変な介護も生きがいに変わっていくと私は思います。

精一杯向き合い最後まで終生飼育それが飼い主ができる恩返しと責任です。
愛犬と共にいつまでも健やかに過ごしていけることを応援しております。






犬の老化現象について2
 行動の変化

 

老化現象は見た目の変化の他に行動の変化でも
気付ける事があります。

では老化が始まってきた行動の変化とは
次の通りです。

・歩くのがゆっくりになった
・階段を上りたがらない
・名前を呼んでも気づかない
・暗いところでぶつかることがある
・息切れするようになった
・散歩中すぐに休みたがる
・寒くないのに震える
・おしっこを漏らすようになった
・怒りっぽくなった
・下痢や便秘になりやすい
・寝る時間が増えた

若い時を思い出し比べてみてください。
行動に変化があれば、それは老化の始まりです。




犬の老化現象について1 
見た目の変化

 

少しでも若々しく元気なシニア犬になってもらうために
老化とはどんなものかを知っておく事も大切です。
では老化が始まってきた見た目の変化とは次の通りです。

・痩せた気がする
・背骨がわかるようになる
・助骨が目立つ
・白髪が出てきた。
・目が白く濁る
・抜け毛が増える
・体臭が強くなる
・イボができる
・ふけがでる
・歯石がたまりやすい
・耳を何度も建てたり降ったりする
・反応が鈍くなる
・寝てばかりいる
・毛が伸びにくい

 見た目の変化に気付けるのは飼い主さんだけです。
シニア期に入ったら今一度愛犬の様子を
チェックしてみましょう。

 

 

 

犬のシニア期について

 

獣医療、生活環境、ドックフードなどの向上により

犬の寿命も延び、長生きできるようになってきました。

しかし寿命が延びたからと言っても、老化が遅れるという事ではありません。

うちの子はまだまだ元気だと思っていても、

年齢に沿って内臓機能や代謝の衰え、ホルモンの分泌も変化していきます。

その為、色々な病気も増えてしまうのです。

少しでも長く愛犬と一緒に過ごすためには、

シニア期からの愛犬の変化に気づくことやケアが重要になってきます。

 

 

では犬のシニア期はいつから

 

犬は人間の約4倍、大型犬では約7倍の速さで年を取ると言われています。

 

小型犬・中型犬で10歳~

大型犬で7歳~

超大型犬では5歳~

 

犬種、個体の大きさ、環境なども影響するので

あくまでも目安になります。

シニア期に入りましたら、生活環境や食事などを

見直す事も愛犬への愛情だと思います。